サラマンカ

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サラマンカ旧市街


 サラマンカには、スペイン最古の大学がある。13世紀、

ボローニャ、バリに次いでヨーロッパで3番目に開校した

サラマンカ大学は、16世紀頃には多くの学者や文学者を

輩出し、現在も最高水準を保っている。『ドン・キホーテ』の

作者セルバンテスもここで学んだという。この町が訪るのは

知的分野だけではない。サラマンカの最大の魅力は、町中にあふれるバロック様式の

建築物だ。プラテスコ様式、チュリゲーラ様式という、スペイン独自の壮麗な装飾芸術が

堪能できる。15〜16世紀に流行したプラテスコ様式は、細工もののような綿密な浮き

彫りによる装飾が特徴、他方、17世紀のチュリゲーラ家が生み出したチュリゲーラ様式は、

過剰なほどの豪華絢爛な装飾とねじれた柱が特徴である。 とりわけ素晴しいのが

「サラマンカの四大建築」と呼ばれるサラマンカ大学、新・旧人聖堂、サン・エステバン

修道院、そしてマヨール広場だ。これらは、美術史的にも非常に貴重な芸術で、

スペインで最も美しい建造物と賛えられる。なかでもマヨール広場は市庁舎や王立

パビリオンが面し、単一の様式でまとめられた、比類ない均整美を見せてくれる。

トルメス川に架かる石橋は、ローマ時代につくられ、今も現役で活躍している。

<出所元:小学館『世界遺産の旅』>




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